小アルカナカード紹介の9回目は、「ワンドの3」のカードです。
*小アルカナはウェイトの方針に従って大アルカナとくらべてさらりと行います。
カードの解釈について
【一言】
自分の目の前に広がる世界はもう知り尽くしてしまったかも。
そろそろ新しいことを始めたいかな。
海を越えた世界があなたを待っています。
<キーワード:現代版>
正位置:拡大、チャンス、吉報、応援、希望
逆位置:あと一歩、受け身、行動力不足、残念なこと、延期
(正位置)
・いい知らせが来そうです
・まだまだ希望があります
・あなたを理解してくれる人が現れそう
(逆位置)
・期待はずれかも
・不安が残るスタートになりそう
・チャンスを逃しそうです
*解釈は一例ですので、カードを見て感じたことを一番大切にされてくださいね。
The Pictorial Key to the Tarotにおける解釈と解説
*The Pictorial Key to the Tarotはアーサー・エドワード・ウェイトが作成した「ウェイト版タロット」のウェイト公式の解説書です。古典のようなものです。
ウェイトのカード全体に対する解説
落ち着いた威厳のある人物が、背を向けて、断崖の端から、海のあちこちを通過する船を見ている。
3本の棒が地面に立てられており、彼はそのうちの1本に、少し寄りかかっている。
ウェイトの占いに対する解釈
正位置:彼は確立している強さ、事業、努力、貿易、通商、発見を象徴している。 それらは彼の商品を運んでいる彼の船であり、それは海のあちこちを航海している。 カードはまた、仕事上での有能な協力を示す。それは、あたかも成功した豪商が、あなたを助けるための意見を持ち、 あなたの方へ向かって彼の側から見ているかのようである。
逆位置:苦労や中止の終わり、または逆境や闘争や失望の休止。
補足
・会場に3艘の船が浮かんでいますが、これらの船はこのカードの人物の商品を運んでいるそうです。
・それぞれのワンドの根元は、穴できちんと固定されています。
・海と空が黄色をしていますが、それは朝焼けや夕焼けを表していると解釈されています。個人的にはカードの前向きな意味合いから、朝焼けであると解釈しています。
・社会的な成功に関わる(特にビジネスチャンスを得ることに関する)ワンドの人物は、ほぼ全員赤の服を着ており、黒髪をしていると記憶しておくと、カードの意味を覚えやすいです。
*The Pictorial Key to the Tarotの解説・解釈はミステリーアートさんの"ライダーウェイト・タロット解説(http://mysteryart.web.fc2.com/library/tarot/rw/tarwtop.html)"を引用しております(引用の許可をいただいております)。ミステリーアートさんありがとうございました。
一部、訳が複雑なものはクメールが分かりやすいよう書き直しております。また、補足はクメールの見解も含みます。
*ウェイト版の図案については大人の都合でバラバラになっています。
*カードの素敵なイラストはjohanさんの作品です。
*クメールは現存のいかなる宗教団体、また自己啓発団体とも関係ありません。オカルト解釈は趣味です。
*とりとめナイトよろしくお願いいたします♪
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