小アルカナカード紹介の44回目は、「ペンタクルのペイジ」のカードです。
*ペイジ、ナイト、クイーン、キングのカードはコートカードといいます。
*小アルカナはウェイトの方針に従って大アルカナとくらべてさらりと行います。
カードの解釈について
【一言】
まじめで勉強熱心な学生のイメージです。
掲げる理想は立派なのですが、
ちょっとそれに酔ってしまっているかもしれません。
<キーワード:現代版>
正位置:努力、真面目、着実、学び、賢さ
逆位置:経験不足、容量の悪さ、鈍感、無駄、口だけ
(正位置)
・何かを勉強するのにいい時期です
・こつこつ努力しましょう
・着実に目的に向かって行けます
(逆位置)
・経験不足です
・口先だけになっています
・見通しが甘いかも
*解釈は一例ですので、カードを見て感じたことを一番大切にされてくださいね
The Pictorial Key to the Tarotにおける解釈と解説
*The Pictorial Key to the Tarotはアーサー・エドワード・ウェイトが作成した「ウェイト版タロット」のウェイト公式の解説書です。古典のようなものです。
ウェイトのカード全体に対する解説
彼の手の上に浮かんだ五芒貨を、一心に見る、若者の姿。 彼はゆっくりと動いているが、自分に関わる周囲の事象に気が付いていない。
ウェイトの占いに対する解釈
正位置:応用(専心)、研究、学問(奨学金)、熟考。別の解釈では、知らせ、伝言、そのもたらすもの。また、規則、管理。
逆位置:道楽、浪費、気前のよさ、贅沢。好ましくない知らせ。
補足
・ペンタクルは土の属性です。遠くに見える畑や、手前にある花々がこのことを象徴しているのかなと思います。
・空は豊かさを表す黄色をしています。
・属性の観点から考えると、ソードのペイジとライバル関係にあります。
*The Pictorial Key to the Tarotの解説・解釈はミステリーアートさんの"ライダーウェイト・タロット解説(http://mysteryart.web.fc2.com/library/tarot/rw/tarwtop.html)"を引用しております(引用の許可をいただいております)。ミステリーアートさんありがとうございました。
一部、訳が複雑なものはクメールが分かりやすいよう書き直しております。また、補足はクメールの見解も含みます。
*カードの素敵なイラストはjohanさんの作品です。
*クメールは現存のいかなる宗教団体、また自己啓発団体とも関係ありません。オカルト解釈は趣味です。
*とりとめナイトよろしくお願いいたします♪
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