小アルカナカード紹介の45回目は、「ワンドのナイト」のカードです。
*ペイジ、ナイト、クイーン、キングのカードはコートカードといいます。
*小アルカナはウェイトの方針に従って大アルカナとくらべてさらりと行います。
カードの解釈について
【一言】
意欲抜群で熱血な若手スタッフのイメージです。
全部俺に任せてください!
いつもそう言っていますが、ちょっとうっかりさんなので注意。
<キーワード:現代版>
正位置:勢い、挑戦、情熱、スタート、異動
逆位置:トラブル、無計画、利己的、衝動的、誇張
*解釈は一例ですので、カードを見て感じたことを一番大切にされてくださいね
(正位置)
・勢いに乗ってみましょう
・先のことばかり心配しないように
・新規開拓
(逆位置)
・慌てすぎないように
・トラブルメーカーに注意
・利己的になっていませんか?
The Pictorial Key to the Tarotにおける解釈と解説
*The Pictorial Key to the Tarotはアーサー・エドワード・ウェイトが作成した「ウェイト版タロット」のウェイト公式の解説書です。古典のようなものです。
ウェイトのカード全体に対する解説
彼は、あたかも旅の途中であるかのように見える。そして短い棒で武装しているが、戦闘的な目的としての武装ではない。 彼は塚やピラミッドを次々と通過していく。 馬の動きは、その騎乗者の特徴を表す鍵となっており、大あわてな気分や、それに関連している事態を暗示している。
ウェイトの占いに対する解釈
正位置:出発、不在(心ここにあらず)、飛躍(逃走)、移住。ブルネット(もしくは浅黒い肌)の若い男、友好的、転居。
逆位置:決裂、分裂、中断、意見の不一致。
補足
・服には火属性を表すサラマンダーの柄がついています。ワンドのペイジもそうなのですが、しっぽに噛みついていません。しかしながら、ワンドのキングは噛みついており輪を形成しています。まだまだ円熟には遠いということでしょう。
・兜には炎のような房が付いています。
・勢いよく駆け出そうとしている馬の品種はアラブ種なのだそうです。 (こちらのサイト様より引用させていただきました。https://lyrical.jp/library/tarot/court/knight/knight.htm)
・他のワンドのコートカード同様、背景には砂漠が広がっています。
*The Pictorial Key to the Tarotの解説・解釈はミステリーアートさんの"ライダーウェイト・タロット解説(http://mysteryart.web.fc2.com/library/tarot/rw/tarwtop.html)"を引用しております(引用の許可をいただいております)。ミステリーアートさんありがとうございました。
一部、訳が複雑なものはクメールが分かりやすいよう書き直しております。また、補足はクメールの見解も含みます。
*カードの素敵なイラストはjohanさんの作品です。
*クメールは現存のいかなる宗教団体、また自己啓発団体とも関係ありません。オカルト解釈は趣味です。
*とりとめナイトよろしくお願いいたします♪
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