小アルカナカード紹介の13回目は、「ワンドの4」のカードです。
*小アルカナはウェイトの方針に従って大アルカナとくらべてさらりと行います。
カードの解釈について
【一言】
今日は待ちに待った収穫祭です。
町のみんなでひと時の休息を楽しみましょう。
<キーワード:現代版>
正位置:安寧、平穏、一区切り、長期休暇、和気藹々
逆位置:現状に甘んじる、マンネリ、惰性、可もなく不可もない、微妙
*解釈は一例ですので、カードを見て感じたことを一番大切にされてくださいね。
(正位置)
・穏やかな気分で過ごせます。
・ひと区切りつきそう。
・しがらみから自由になれます。
(逆位置)
・現状に満足できそうです。
・ちょっとマンネリぎみかも。
・楽な方法に流れてしまいそう。
The Pictorial Key to the Tarotにおける解釈と解説
*The Pictorial Key to the Tarotはアーサー・エドワード・ウェイトが作成した「ウェイト版タロット」のウェイト公式の解説書です。古典のようなものです。
ウェイトのカード全体に対する解説
前景にある4本のとても大きな棒から、豪華な花輪が吊されている。2人の女性の姿が、小さな花束を掲げている。それらの傍らには、堀に架かる橋があり、古い荘園領主の館(大邸宅)に通じている。
ウェイトの占いに対する解釈
正位置:田舎の生活、避難の安息所、家庭内での収穫祭の種類、休息、協調、調和、繁栄、平和、およびこれらの完成された仕事。(ほとんど一時的なもので表面的である。)
逆位置:意味は不変のままである。それは繁栄、増加、至福、美、装飾である。
補足
・カード全体が富や繁栄を表す黄色、あるいは黄金で描かれており、明るいイメージです。
・ウェイトの解釈では、正位置、逆位置どちらも悪い意味ではありませんが、占い師さんによっては、逆位置を、悪い意味に解釈する方もいます。個人的には、逆位置の場合、なんだかパッとしない安寧というように解釈しています。
*The Pictorial Key to the Tarotの解説・解釈はミステリーアートさんの"ライダーウェイト・タロット解説(http://mysteryart.web.fc2.com/library/tarot/rw/tarwtop.html)"を引用しております(引用の許可をいただいております)。ミステリーアートさんありがとうございました。
一部、訳が複雑なものはクメールが分かりやすいよう書き直しております。また、補足はクメールの見解も含みます。
*ウェイト版の図案については大人の都合でバラバラになっています。
*カードの素敵なイラストはjohanさんの作品です。
*クメールは現存のいかなる宗教団体、また自己啓発団体とも関係ありません。オカルト解釈は趣味です。
*とりとめナイトよろしくお願いいたします♪
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