15.ソードの4

小アルカナカード紹介の15回目は、「ソードの4」のカードです。 

*小アルカナはウェイトの方針に従って大アルカナとくらべてさらりと行います。 


カードの解釈について


【一言】 

疲れ切ってしまったときは、じっとしていることも大事です。 

充電出来るまでしっかり待ちましょう。 


<キーワード:現代版>

正位置:休息、疲労の蓄積、内省、メンテナンス、一人の時間

逆位置:モラトリアム、再始動、回復、復帰、退院


(正位置) 

・休息の時です。 

・忙しすぎて疲れているかも。 

・自分の時間を大切に。 


(逆位置) 

・体力が回復します。 

・保留していたことが動き始めそう。 

・行動を起こすのにいい機会かも。


*解釈は一例ですので、カードを見て感じたことを一番大切にされてくださいね。



The Pictorial Key to the Tarotにおける解釈と解説

*The Pictorial Key to the Tarotはアーサー・エドワード・ウェイトが作成した「ウェイト版タロット」のウェイト公式の解説書です。古典のようなものです。 


ウェイトのカード全体に対する解説 

祈りをする姿勢で、彼の墓の上で、体を真っすぐに伸ばした、騎士の人型像。 


ウェイトの占いに対する解釈

正位置:警戒、退却、孤独、隠者の休息、国外追放、墓、および棺。それは、図案から暗示させる、これらの結末である。 

逆位置:賢明な管理、慎重さ、経済(節約)、強欲、用心、遺書。  


補足 

・横たわっているのは、ウェイトの解釈から考えると、埋葬されている騎士の像であると考えられます。 

・背景のステンドグラスには、祈りをささげる人物(髪型から判断すると埋葬されている騎士?)と聖者のような人物、そして門のようなものが描かれています。聖者のような人物の頭の上にはPAX(平和)という文字が書かれています。聖者のような人物はキリストと解釈されるのが一般的なようです。 また、門のようなものはヨハネ黙示録等に書かれている「天国への門」(*白若しくは錬鉄でできていると表現されるそうです)なのかもしれません。また、そう考えると、聖者のような人物はペトロかも・・・。 

*イエスから「天の国の鍵」を受け取ったのはペトロであるとされており、カトリック教ではペトロが初代教皇であるとされているそうです。また、ペトロは「天国への門」の番人であるとも言われています。



*The Pictorial Key to the Tarotの解説・解釈はミステリーアートさんの"ライダーウェイト・タロット解説(http://mysteryart.web.fc2.com/library/tarot/rw/tarwtop.html)"を引用しております(引用の許可をいただいております)。ミステリーアートさんありがとうございました。

一部、訳が複雑なものはクメールが分かりやすいよう書き直しております。また、補足はクメールの見解も含みます。

*ウェイト版の図案については大人の都合でバラバラになっています。 

*カードの素敵なイラストはjohanさんの作品です。 

*クメールは現存のいかなる宗教団体、また自己啓発団体とも関係ありません。オカルト解釈は趣味です。 

とりとめナイトよろしくお願いいたします♪

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