小アルカナカード紹介の14回目は、「カップの4」のカードです。
*小アルカナはウェイトの方針に従って大アルカナとくらべてさらりと行います。
カードの解釈について
【一言】
かたくなな気持ちの時は、
差し伸べられた手にも気づけないものです。
誰かにかまってもらえているうちが花かもしれませんよ?
<キーワード:現代版>
正位置:不満、ネガティブ、あるものに気づけない、愚痴、倦怠期
逆位置:解決策、新規格、改革、辞職、方向転換
(正位置)
・今置かれている状況に不満が募りそう
・悲観的になっています。
・現状が変わりません。
(逆位置)
・解決策をひらめきます。
・協力者の存在に気づけます。
・迷いがなくなるでしょう。
*解釈は一例ですので、カードを見て感じたことを一番大切にされてくださいね。
The Pictorial Key to the Tarotにおける解釈と解説
ウェイトのカード全体に対する解説
若者が木の下に座り、彼の前の草の上に並んだ3つの杯を熟視している。雲から出る腕が、彼にもう一つのカップを差し出している。 にもかかわらず、彼の表情は、彼の環境に不満を持っている様子である。
ウェイトの占いに対する解釈
正位置:疲労、嫌悪、想像上の心痛、あたかも、この世界のワインが、飽満のみを引き起こしたかのように。もうひとつのワインが、たとえ妖精からの贈り物であっても、今は浪費家に提供され、彼は慰めをそこに見いださない。
逆位置:斬新さ、前兆、新しい指示、新しい関係。
補足
・このカードもカップのエースと同様空からにゅっと手が生えていますので、天からの啓示(このカードのウェイト解説では妖精とも書いてあります)を示しています。
・カップは図の左寄りに並んでいますので、これまでに提供されてきて満足できなかったカップであると考えられます。(タロットの図案では左側が過去、右側が未来を表すと考えられています。)
*The Pictorial Key to the Tarotの解説・解釈はミステリーアートさんの"ライダーウェイト・タロット解説(http://mysteryart.web.fc2.com/library/tarot/rw/tarwtop.html)"を引用しております(引用の許可をいただいております)。ミステリーアートさんありがとうございました。
一部、訳が複雑なものはクメールが分かりやすいよう書き直しております。また、補足はクメールの見解も含みます。
*ウェイト版の図案については大人の都合でバラバラになっています。
*カードの素敵なイラストはjohanさんの作品です。
*クメールは現存のいかなる宗教団体、また自己啓発団体とも関係ありません。オカルト解釈は趣味です。
*とりとめナイトよろしくお願いいたします♪
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