小アルカナカード紹介の19回目は、「ソードの5」のカードです。
*小アルカナはウェイトの方針に従って大アルカナとくらべてさらりと行います。
カードの解釈について
【一言】
相手を完膚なきまで叩きのめすとスッキリする。
けれどもそれはその場限りの感情です。
相手の怒りや恨み、そしてあなたの心の底にある虚しさは、残り続けます。
<キーワード:現代版>
正位置:強奪、計略、悪だくみ、征服、不正な手段
逆位置:みじめ、不名誉、不用心、泣き寝入り、横取りされる
(正位置)
・相手を意図的に傷つけようとしています。
・人を踏み台にしないように。
・略奪愛。
(逆位置)
・誰かに裏切られるかも。
・用心深くなりましょう。
・理不尽なめにあうかも。
*解釈は一例ですので、カードを見て感じたことを一番大切にされてくださいね。
The Pictorial Key to the Tarotにおける解釈と解説
*The Pictorial Key to the Tarotはアーサー・エドワード・ウェイトが作成した「ウェイト版タロット」のウェイト公式の解説書です。古典のようなものです。
ウェイトのカード全体に対する解説
尊大な男は2人の退却し落胆した人物を見送る。 彼らの剣は地面に横たわっている。 彼は左の肩に他の2本(の剣)を持ち、そして3番目の剣は彼の右手にあり、地面の方を指し示している。 彼は、領域の所有物の主人である。
ウェイトの占いに対する解釈
正位置:退行、破壊、取り消し、悪評、不名誉、損失、これらの変形と類似物。
逆位置:同じこと。埋葬と葬儀。
補足
・嵐の前のような不穏な形をした雲が空を覆っています。
・争いを意味するカードでも、ワンドの5と違って生産性がありません。
*The Pictorial Key to the Tarotの解説・解釈はミステリーアートさんの"ライダーウェイト・タロット解説(http://mysteryart.web.fc2.com/library/tarot/rw/tarwtop.html)"を引用しております(引用の許可をいただいております)。ミステリーアートさんありがとうございました。
一部、訳が複雑なものはクメールが分かりやすいよう書き直しております。また、補足はクメールの見解も含みます。
*ウェイト版の図案については大人の都合でバラバラになっています。
*カードの素敵なイラストはjohanさんの作品です。
*クメールは現存のいかなる宗教団体、また自己啓発団体とも関係ありません。オカルト解釈は趣味です。
*とりとめナイトよろしくお願いいたします♪
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