小アルカナカード紹介の21回目は、「ワンドの6」のカードです。
*小アルカナはウェイトの方針に従って大アルカナとくらべてさらりと行います。
カードの解釈について
【一言】
作戦は大成功し、大勝利。
意気揚々と国へ帰ろうとしています。
ともに戦った仲間たちも一緒です。
<キーワード:現代版>
正位置:勝利、充実感、団結、達成感、昇進
逆位置:やっかみ、裏切り、組織崩壊、劣情、失敗
(正位置)
・素晴らしい成果を得られそう。
・自分に自信を持てそうです。
・注目の的になります。
(逆位置)
・ちょっと調子に乗りすぎかも。
・誰かに足元をすくわれそう。
・作戦が失敗しそうです。
*解釈は一例ですので、カードを見て感じたことを一番大切にされてくださいね。
The Pictorial Key to the Tarotにおける解釈と解説
*The Pictorial Key to the Tarotはアーサー・エドワード・ウェイトが作成した「ウェイト版タロット」のウェイト公式の解説書です。古典のようなものです。
ウェイトのカード全体に対する解釈
月桂冠を戴いた騎兵が、月桂冠で飾られた1本の棒を運んでいる。棒を持った歩兵らは、彼の側にいる
ウェイトの占いに対する解釈
正位置:カードはそれがいくつかの意味をカバーすることができるよう設計されている。表面上においては、それは凱旋している勝利者であるが、しかしそれはまた、「王」の急使により威厳をこらしてもたらされる、偉大な知らせでもある。それはそれ自身の要望の栄冠を得た可能性や、希望の王冠などである。
逆位置:城門の前で敵に勝利されたときのような恐怖と不安。敵によって城門を開かれたときのような、裏切りや不忠義。さらに、いつ終わるか知れない遅れ。
補足
・月桂樹は古代ギリシャの太陽神アポロンの聖樹です。月桂編んで作られた冠は勝利と栄光のシンボルといわれています。
*The Pictorial Key to the Tarotの解説・解釈はミステリーアートさんの"ライダーウェイト・タロット解説(http://mysteryart.web.fc2.com/library/tarot/rw/tarwtop.html)"を引用しております(引用の許可をいただいております)。ミステリーアートさんありがとうございました。
一部、訳が複雑なものはクメールが分かりやすいよう書き直しております。また、補足はクメールの見解も含みます。
*ウェイト版の図案については大人の都合でバラバラになっています。
*カードの素敵なイラストはjohanさんの作品です。
*クメールは現存のいかなる宗教団体、また自己啓発団体とも関係ありません。オカルト解釈は趣味です。
*とりとめナイトよろしくお願いいたします♪
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