28.ペンタクルの7

小アルカナカード紹介の28回目は、「ペンタクルの7」のカードです。 

*小アルカナはウェイトの方針に従って大アルカナとくらべてさらりと行います。



カードの解釈について


【一言】 

一生懸命努力して、結果が出ました。 

けどちょっと満足できない結果だったみたい。 

何がよくなかったか反省して次に進みましょう。  


<キーワード:現代版>

正位置:熟考、向上心、ステップアップ、見直し、改善方法

逆位置:投げやり、不平不満、過大評価、努力不足、計画性がない


(正位置) 

・もっといい方法があります。 

・理想通りにいかないかも。 

・目標をみなおしましょう。  


(逆位置) 

・漫然と過ごすのをやめましょう。 

・不満ばかりになっていませんか? 

・見積もりが甘いかも。 


*解釈は一例ですので、カードを見て感じたことを一番大切にされてくださいね。



The Pictorial Key to the Tarotにおける解釈と解説

*The Pictorial Key to the Tarotはアーサー・エドワード・ウェイトが作成した「ウェイト版タロット」のウェイト公式の解説書です。古典のようなものです。 



ウェイトのカード全体に対する解説 

若者は、彼の杖に寄り掛かりながら、熱心に彼の右側にある緑樹の茂みに付けられた7つの五芒貨をじっと見つめている。人は、これらが彼の宝物であり、彼の関心がそこにあったと言うだろう。  


ウェイトの占いに対する解釈

正位置:意味はきわめて矛盾している。一般的には、お金、ビジネス、物々交換のカードである。しかし、ある解釈では、論争、喧嘩であり、また、別の解釈では、無実(無邪気)、巧妙さ、浄化。 

逆位置:貸し付けを提案されるかもしれない、お金に関する心配の原因。  


補足

・現代の解釈では、正位置では計画の見直しが必要といった意味でとらえられることが多いと思います。 

ワンドの7のカードのように靴の左右が違います。今回は形は同じで色が違います。現状に飽きてしまっている気持ちの表れなのでしょうか? 

・灰色の空が停滞している彼の状況を表現しているようです。 



*The Pictorial Key to the Tarotの解説・解釈はミステリーアートさんの"ライダーウェイト・タロット解説(http://mysteryart.web.fc2.com/library/tarot/rw/tarwtop.html)"を引用しております(引用の許可をいただいております)。ミステリーアートさんありがとうございました。

一部、訳が複雑なものはクメールが分かりやすいよう書き直しております。また、補足はクメールの見解も含みます。

*ウェイト版の図案については大人の都合でバラバラになっています。 

*カードの素敵なイラストはjohanさんの作品です。 

*クメールは現存のいかなる宗教団体、また自己啓発団体とも関係ありません。オカルト解釈は趣味です。 

とりとめナイトよろしくお願いいたします♪

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