小アルカナカード紹介の32回目は、「ペンタクルの8」のカードです。
*小アルカナはウェイトの方針に従って大アルカナとくらべてさらりと行います。
カードの解釈について
【一言】
目の前のことだけに集中することは、
あなたの道を照らす、強い一筋の光となります。
仕事の中にある本質を見つめましょう。
<キーワード:現代版>
正位置:修練、集中、努力、実直、反復
逆位置:停滞、注意散漫、無駄な努力、手抜き、雑念
(正位置)
・目の前のことに集中できます
・実直であることが大事です
・正しい知識が身に付きます
(逆位置)
・期限を決めて仕事をしましょう
・しなくていいことにこだわっています
・手抜きをするのはやめましょう
*解釈は一例ですので、カードを見て感じたことを一番大切にされてくださいね。
The Pictorial Key to the Tarotにおける解釈と解説
*The Pictorial Key to the Tarotはアーサー・エドワード・ウェイトが作成した「ウェイト版タロット」のウェイト公式の解説書です。古典のようなものです。
ウェイトのカード全体に対する解説
戦勝記念品を作って自分の仕事ぶりを表現している石工。
ウェイトの占いに対する解釈
正位置: 仕事、雇用、委任、技能、技能と商売の手腕、もしかすると準備の段階。
逆位置:野心の欠如、虚栄心、貧欲、強要、高利貸し。それはまた、ずるさと陰謀に変わった巧妙な心という意味での、技能の所有を意味するかもしれない。
補足
・このカードの人物はペンタクルの3の人物の過去の姿だと考えられています。修行中ですので、細工したものの大きさもまちまちです。
・髪が伸び、作業着がぼろぼろなのにも気にも留めず、一心不乱に仕事をしています。
・背景に町が見えますが、過去を表す左側にあるため、そこから離れて修行に出てきたということを表しているのかもしれません
*The Pictorial Key to the Tarotの解説・解釈はミステリーアートさんの"ライダーウェイト・タロット解説(http://mysteryart.web.fc2.com/library/tarot/rw/tarwtop.html)"を引用しております(引用の許可をいただいております)。ミステリーアートさんありがとうございました。
一部、訳が複雑なものはクメールが分かりやすいよう書き直しております。また、補足はクメールの見解も含みます。
*ウェイト版の図案については大人の都合でバラバラになったりしています。
*カードの素敵なイラストはjohanさんの作品です。
*クメールは現存のいかなる宗教団体、また自己啓発団体とも関係ありません。オカルト解釈は趣味です。
*とりとめナイトよろしくお願いいたします♪
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