49.ワンドのクイーン

小アルカナカード紹介の49回目は、「ワンドのクイーン」のカードです。 

*ペイジ、ナイト、クイーン、キングのカードはコートカードといいます。 

*小アルカナはウェイトの方針に従って大アルカナとくらべてさらりと行います。


 カードの解釈について


【一言】 

気さくで明るい楽しい女性です。 

いるとその場がパッと華やぎます。 

ですが、ちょっと機嫌を損ねるとワガママに…。  


<キーワード:現代版>

正位置:魅力、人気、色気、カリスマ、親切心

逆位置:高慢、嫉妬、お節介、飽き性、意地っ張り

*解釈は一例ですので、カードを見て感じたことを一番大切にされてくださいね


(正位置) 

・人気者になれます 

・人に対する親切心を持てそう 

・自分らしくいられます 


(逆位置) 

・嫉妬心を捨てましょう 

・身勝手になっています 

・おせっかいになっていませんか?



The Pictorial Key to the Tarotにおける解釈と解説

*The Pictorial Key to the Tarotはアーサー・エドワード・ウェイトが作成した「ウェイト版タロット」のウェイト公式の解説書です。古典のようなものです。 



ウェイトのカード全体に対する解説 

「棒」は、このスート(ワンド)の全体を通して、常に葉をつけており、実はこれが生命と活気のスートであることを表している。 感情的にも、その他の面でも、「女王」の個性は「王」のそれに相当しているが、より強く人を惹きつけている。  


ウェイトの占いに対する解釈

正位置:ブルネット(もしくは浅黒い肌)の女性、地方の女性、親しみのある、貞節な愛情のある、高潔で尊敬すべき人。 彼女のそばに置かれたカードが男性を示している場合、彼女は彼に好意を持っている。女性のカードの場合は、彼女は質問者(被占者)に興味を持っている。 さらに、金銭への愛着心、あるいは仕事上での確実な成功。 

逆位置:よい、経済的、親切、世話好き。また、しかしながら、ある(カードの)一定の配置において、そのような(悪い)方面へと向かう他のカードの近隣にある中では、対立、嫉妬、さらに策略(詐欺)および不信(不貞、背信)などを、意味する。  


補足

・彼女の玉座には、獅子やひまわりといった太陽や火を思わせるような象徴が描かれています。 

・手前にいる黒猫は、彼女の魅力や自由な心、また(獅子よりも)親しみやすい雰囲気を持っていることを示しているように見えます。 

・胸にはハート(←よく見ると違うようです)メスのライオンか猫のブローチがついているようです。



*The Pictorial Key to the Tarotの解説・解釈はミステリーアートさんの"ライダーウェイト・タロット解説(http://mysteryart.web.fc2.com/library/tarot/rw/tarwtop.html)"を引用しております(引用の許可をいただいております)。ミステリーアートさんありがとうございました。

一部、訳が複雑なものはクメールが分かりやすいよう書き直しております。また、補足はクメールの見解も含みます。 

*カードの素敵なイラストはjohanさんの作品です。 

*クメールは現存のいかなる宗教団体、また自己啓発団体とも関係ありません。オカルト解釈は趣味です。 

とりとめナイトよろしくお願いいたします♪    

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