小アルカナカード紹介の48回目は、「ペンタクルのナイト」のカードです。
*ペイジ、ナイト、クイーン、キングのカードはコートカードといいます。
*小アルカナはウェイトの方針に従って大アルカナとくらべてさらりと行います。
カードの解釈について
【一言】
人生設計抜群で、失敗にはあまり縁がないタイプ。
仕事に対する信頼感も抜群です。
けれども、自分自身が「完璧」だと思っている世界の外側にこそ、
ときには、正解があるのかもしれません。
<キーワード:現代版>
正位置:堅実、信頼、責任感、忍耐力、努力が実る
逆位置:四角四面、鈍感、マンネリ、出し惜しみ、要領が悪い
(正位置)
・責任をもって仕事に取り組めます。
・地道な努力が実るでしょう。
・慎重な判断が出来ます。
(逆位置)
・自分の考えにこだわりすぎないように
・もっと冒険してみましょう
・忍ぶ恋
*解釈は一例ですので、カードを見て感じたことを一番大切にされてください
The Pictorial Key to the Tarotにおける解釈と解説
*The Pictorial Key to the Tarotはアーサー・エドワード・ウェイトが作成した「ウェイト版タロット」のウェイト公式の解説書です。古典のようなものです。
ウェイトのカード全体に対する解説
彼は、遅くて、忍耐強く、重い馬に乗っている。それ(馬)は、彼自身の様相に相当する。 彼は、彼の象徴(五芒貨)を持っているが、その中を見ていない。
ウェイトの占いに対する解釈
正位置:有用、便利、興味、責任、…標準的と外部的な面での全てにおける…清廉潔白。
逆位置:惰性、怠惰、その種類(怠け)の休息、沈滞。また、平穏、落胆、不注意。
補足
・彼の兜と馬の頭には草のようなふさがついています。地の属性の象徴でしょうか。
・背景に見える畑はまだ耕されているだけです。作物を植えるのはこれからです。
・彼の乗っている馬は重種馬なのだそうです。(こちらのサイト様より引用させていただきました。https://lyrical.jp/library/tarot/court/knight/knight.htm)
・ペンタクルのペイジのように手に持っている金貨に見とれていません。
*The Pictorial Key to the Tarotの解説・解釈はミステリーアートさんの"ライダーウェイト・タロット解説(http://mysteryart.web.fc2.com/library/tarot/rw/tarwtop.html)"を引用しております(引用の許可をいただいております)。ミステリーアートさんありがとうございました。
一部、訳が複雑なものはクメールが分かりやすいよう書き直しております。また、補足はクメールの見解も含みます。
*カードの素敵なイラストはjohanさんの作品です。
*クメールは現存のいかなる宗教団体、また自己啓発団体とも関係ありません。オカルト解釈は趣味です。
*とりとめナイトよろしくお願いいたします♪
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