小アルカナカード紹介の29回目は、「ワンドの8」のカードです。
*小アルカナはウェイトの方針に従って大アルカナとくらべてさらりと行います。
カードの解釈について
【一言】
突然変化が起こりそう。
ちょっとびっくりするかもしれませんが、
チャンスかもしれません。
<キーワード:現代版>
正位置:チャンス、急展開、良いこと、追い風、進展
逆位置:不運、心変わり、予定変更、束縛、嫌な知らせ
(正位置)
・一気に物事が進展しそう。
・ツイています。
・いきなりお誘いがあるかも。
(逆位置)
・相手が心変わりするかも。
・まさかの事態が起こりそう。
・物事が思うように進まないかも。
*解釈は一例ですので、カードを見て感じたことを一番大切にされてくださいね。
The Pictorial Key to the Tarotにおける解釈と解説
*The Pictorial Key to the Tarotはアーサー・エドワード・ウェイトが作成した「ウェイト版タロット」のウェイト公式の解説書です。古典のようなものです。
ウェイトのカード全体に対する解説
広々とした土地を、固定された状態で通過する棒の編隊を表したカード。しかし、それらは進路の終わりにさしかかっている。 それらが意味するものは、近い将来である。それは、まさに訪れようとしているのかもしれない。
ウェイトの占いに対する解釈
正位置:速達配達人のような、引き受けた仕事の活動と、そのような活動の方針と、迅速さ。大きな迅速さ、大きな可能性、確かな幸福の見込みのある結末への速度。一般には、進展中の物事。さらに愛の矢。
逆位置:嫉妬の矢、内部論争、良心がとがめること、口論。また結婚している人では家庭内の論争。
補足
・前のカード(ワンドの7)が崖の上に追い詰められた状態の男、このカードの次のカードが負傷した男のカード(ワンドの9)ですので、このカードは杖を投擲した状態なのかなと解釈しています。このように考えれば、唐突に杖が飛ぶ図柄(急展開)になるのも理解できる気が・・・。
・ワンドの7の足元と同じように、絵の下のほうに川が流れています。
*The Pictorial Key to the Tarotの解説・解釈はミステリーアートさんの"ライダーウェイト・タロット解説(http://mysteryart.web.fc2.com/library/tarot/rw/tarwtop.html)"を引用しております(引用の許可をいただいております)。ミステリーアートさんありがとうございました。
一部、訳が複雑なものはクメールが分かりやすいよう書き直しております。また、補足はクメールの見解も含みます。
*ウェイト版の図案については大人の都合でバラバラになっています。
*カードの素敵なイラストはjohanさんの作品です。
*クメールは現存のいかなる宗教団体、また自己啓発団体とも関係ありません。オカルト解釈は趣味です。
*とりとめナイトよろしくお願いいたします♪
0コメント