小アルカナカード紹介の11回目は、「ソードの3」のカードです。
*小アルカナはウェイトの方針に従って大アルカナとくらべてさらりと行います。
カードの解釈について
【一言】
心が傷つくような出来事が起こるかもしれません。
剣が抜けた後も、 しばらくはしくしくと痛みを感じそうです。
<キーワード:現代版>
正位置:トラブル、トラウマ、苦しみ、失敗、痛みを学ぶ
逆位置:悪い想像、拒絶、嫉妬、現実逃避、矛盾
(正位置)
・トラブルに見舞われます。
・トラウマになるかも。
・現実を受け止めて。
(逆位置)
・気持ちの整理がつきません。
・恐怖心が邪魔になりそう。
・被害妄想を捨てましょう。
*解釈は一例ですので、カードを見て感じたことを一番大切にされてくださいね。
The Pictorial Key to the Tarotにおける解釈と解説
*The Pictorial Key to the Tarotはアーサー・エドワード・ウェイトが作成した「ウェイト版タロット」のウェイト公式の解説書です。古典のようなものです。
ウェイトのカード全体に対する解説
心臓を突き通す3本の剣。後ろには雲と雨。
ウェイトの占いに対する解釈
正位置:除去、不在、遅延、分割、破裂、離散、および図案から自然に意味するもの全てであり、特定の列挙を求めるには、あまりに簡単で明白すぎる存在。
逆位置:精神的な疎外感、誤り、喪失、注意散漫、不調、混乱。
補足
・タロットのカード全般に言えることですが、剣の図案はすべて諸刃の剣となっています(運命の輪のスフィンクスの剣、正義の剣、ソードのカード全般)。 剣は「決意」や「強い意思」を象徴しており、中途半端な覚悟ではかえって己を傷つけてしまうということを示していると考えられます。
・良いことがまるでないカードですね。「塔」のカードに似ていますが、それよりはちょっとましな印象です。
*The Pictorial Key to the Tarotの解説・解釈はミステリーアートさんの"ライダーウェイト・タロット解説(http://mysteryart.web.fc2.com/library/tarot/rw/tarwtop.html)"を引用しております(引用の許可をいただいております)。ミステリーアートさんありがとうございました。
一部、訳が複雑なものはクメールが分かりやすいよう書き直しております。また、補足はクメールの見解も含みます。
*ウェイト版の図案については大人の都合でバラバラになっています。
*カードの素敵なイラストはjohanさんの作品です。
*クメールは現存のいかなる宗教団体、また自己啓発団体とも関係ありません。オカルト解釈は趣味です。
*とりとめナイトよろしくお願いいたします♪
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